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1.悪口を目に見えない対象に話しかけてた


「クリスチャンになったら、ピタッと悪口が止まったね」私が、クリスチャンになったばかりの大学生の時のことです。当時つき あっていた彼女にこう言われました。

「えっ、本当?」と、その時、私は答えました。私自身、気がつかなかったのですが、言われてみれば、今まで彼女に言っていた悪口を、神様に話すようにしていました。

その当時、私はクリスチャンになろうと決めたものの、聖書の神様がどんな存在か、わかりませんでした。

そこで、とりあえず「神様。あの男、オワッテます」と、イヤな人の悪口を目に見えない対象(神)に向かって話しかけていた記憶があります。

結果として、誰かの悪口を周りの人に言うのを防げていたようです。神様が、クッションになってくれたのです。

2.ことばが、グサッ!


聖書の中には
「軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。しかし知恵のある人の舌は人をいやす」
とあります。私たちは、ことばという剣で、相手の心をグサッ!と傷つけてしまいます。

言葉は、いったん相手の心に刺さってしまうと、その棘はなかなか抜けません。それだけ、言葉の力は強いものです。

私も、「しまった!言っちゃったよ」と、よく失敗してしまいます。特に、イライラしている時、余裕がなくなる時には、自分の発言に注意がいかなくなります。

いったん感情的な話を始めると、怒りの気持ちが次々とわいてきてしまいます。ムッとして口に出した言葉が、心に逆流して、ますます心がムッとしてしまいます。

そして、言葉と心にハウリング現象が起こって、怒りがどんどん増幅して、自分でも止められない状態になってしまうのです。

さらに、相手が感情的な反応を返してきたりすると、売り言葉に買い言葉で、収集がつかなくなります。


3.口は災いのもと


ことばは刃物です。便利ですが、取り扱いを誤ると、ことばは凶器にもなりえます。
  
「舌は火である。不義の世界である。 舌はわたしたちの器官の一つとして備えられたものであるが、全身を汚し、生存の車輪を燃やし、自らは地獄の火で焼かれる。・・・舌を制しうる人は、一人もいない。それは制しにくい悪であって死の毒に満ちている」


ことばで失敗しない人は、自分自身をコントロールできる人ですが、コントロールできる人は一人もいない。それほど、自分の発言をコントロールすることは、難しい。

口は災いの元です。一度口から出た言葉は、元に戻ってきません。

では、どのようにしたら、自分の言葉をコントロールできるのでしょうか。聖書には、「口と舌を慎む人は、悩みから自分を守る」とあります。

また、ダビデも、旧約聖書の詩篇(しへん)で、このように書いています。
私は言った。私は自分の道に気をつけよう。私が舌で罪を犯さないために。私の口に口輪をはめておこう。悪者が私の前にいる間は。私はひたすら沈黙を守った。よいことにさえ、黙っていた。

ひたすら沈黙を守ることも、舌をコントロールするための知恵の1つだということです。

ただ、人の口は、心に満ちているものを話すものです。したがって、何よりも自分の心を整えることが、ことばで誤りを犯さないための根本的な対策です。

どんなに沈黙して自分の悪意、憎しみ、差別意識を隠そうとしても、ふとした瞬間に、人前でポロッと現れてしまうものです。

世界は、神の言葉によって造られました。そして、イエス・キリストは「わたしの言葉は、霊であり命である」と言います。ことばは、良くも悪くも、創造する力です。

私たちが神様から授かった口、舌、そして話す能力。その能力は、周りの人を励まし、癒やし、やる気にさせるためにこそ、与えられているのです。

あなたは、今日、どんなプラスのことばを口から出しましたか?

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プロフィール

関 智征